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鉄骨やコンクリートの建物、どうやって解体してるかご存じですか?
2025.06.20
「ビルや工場って、どうやって壊すの?」と聞かれることがあります。
確かに住宅と違って鉄骨やコンクリートでできた建物は、見た目にも頑丈そのもの。
実際の作業でも、手順や機械の扱いが全く違います。
RC(鉄筋コンクリート)やSRC(鉄骨鉄筋コンクリート)の解体は、力任せに壊せばいいというわけではありません。
重機を扱うオペレーターの熟練度、安全対策、周囲への配慮など、ひとつでも欠けるとトラブルにつながる繊細な作業です。
当社では、横浜市を中心にこのような大型解体に多数対応してきました。
例えば鉄骨造のビルでは、建物の構造を読みながら「どこをどう切り崩せば安全か?」を事前に徹底的に分析します。
順序を誤ると、重機が入れなくなったり、倒壊のリスクが高まるからです。
また、コンクリートや鋼材の粉じんや振動を最小限に抑えるため、工期をできる限り短縮することも大切にしています。
「音がすごくて困るのでは?」と不安な声もよくいただきますが、騒音対策も万全です。
粉じんには散水、作業時間の工夫、仮囲い設置など、現場ごとに配慮を欠かしません。
そして、忘れてはいけないのが廃材の行き先。
金属、コンクリート、木くずなど、種類ごとに分別・再利用できるようにしています。
「壊すことがゴール」ではなく、「その先の環境への責任」までが、私たちの解体工事です。
解体作業に興味がある方はお気軽にお問い合わせください。